杉山重実
- 54歳、B型、射手座
- キャリア11年
- 鯉の飼育と盆栽が趣味
- 潜水士と2級船舶免許をもつ
イルカに乗った青年
子供の時から生き物が好きでした。親が犬や熱帯魚などいろんな生き物を飼っていたのが影響したのかもしれません。水産高校の増殖学科を出て「南知多ビーチランド」に飼育係として就職しました。
配属されて担当になったのがイルカとペンギンです。当時はまだイルカショーといえばジャンプが主流でしたが、イルカの背に乗るパフォーマンスを全国に先駆けて手掛けました。当時はテレビや雑誌に取り上げられチョット有名人だったんですよ。
私は「現場に居続ける」がポリシーです。このため「管理職になる前にやめる」と就職した時に決めていました。水族館では魚類のほか、イルカ、ペンギン、ウミガメなど多くの動物の飼育を担当しましたが、25年務めて退職しました。
動物から植物へ
生き物好きの私が次に就こうと決めていた職業は植木屋です。そう、動物から植物への転職です。水族館時代から園内の植物管理をする方にいろいろと教わり、造園会社に就職しました。10年間ここで勉強すると決めて働きました。44歳で転職し公園や街路樹といった公共造園の管理を行うのは正直しんどかったです。でも個人のお宅の庭木を手入れするのは心落ち着く時間でした。
生き物との生活
趣味は魚の飼育と盆栽です。錦鯉を10匹、松を中心とした盆栽を数十鉢育てています。朝早くからの餌やりと水やりが日課です。生き物を育てていると旅行にはなかなか行けません。家族には迷惑をかけていますし、感謝もしています。自分のポリシーで2度も転職したのですから。
緑は大切な「生き物」であることを伝えたい
この会社に来て間もないですが、個人のお客様が主なので楽しくやりがいもあります。 緑が生き物であり、大切にする心をできるだけお客様に伝えることができればと思っています。そして、体が続く限り「現場」で頑張りたいと思っています。