年 中 無 休
9:00~17:00
この勉強会は、社員の自己研鑽と社員間の交流を目的に、社員が自主的に集まって開催するものです。
ここでは、参加者が樹木や庭づくりに関わる様々な題材を提供し、それについてみんなで意見を出し合う
進め方をしていきます。
3月16日(木)16:00から平成29年度の第1回勉強会が行われました。
平日の午後にもかかわらず埼玉、東京、千葉、神奈川の支店から7名が集まりました。
最初の題材は樹齢500年の柿の木が弱ってきたので見て欲しいという依頼事例を、担当者の状況説明と写真を基に参加者全員で、弱ってきた原因の推測と今後の対策を話し合いました。
病害虫や台風等による枝折れ、強剪定などの意見も出ましたが、周囲で行った構造物工事により根が切られたことと、根本を盛土したことが主因であり、盛土部を通気性の良い土に置き換えて新たな根の生育を促進させることがまず必要であるとの意見でまとまりました。
次は除草剤の講座を受講した参加者から報告がありました。除草剤の種類とその作用性の概要説明のあと、除草剤で弱ってしまった庭木の対処方法はあるのかにについて報告がありました。結論としては除草剤の中和剤は無いので治療法は無いこと、また周囲の土を掘り返すと表土に溜まっている成分を攪拌することになりかえって被害を拡大させてしまうことが報告されました。
各支店では年間何百という相談・見積・作業を行います。この中には貴重な事例もあります。多くは担当した個人の知識や経験としては蓄積されますが、みんなの知見とはなっていきません。こうした事例を話し合うことによってみんなの知識になればと思います。
文責:池上憲二
4月20日(木)15:00から第2回勉強会が行われました。
東京、埼玉、千葉、神奈川の支店から10名、外構部署から1名、本社から3名が参加し質問や意見が多数でる活発な講習となりました。
最初は都内の支店から寄せられた質問「ミモザ(ギンヨウアカシア)を移植しようと掘りあげたら根にブツブツしたものが付いているがこれは何か?」を題材に、マメ科の根粒菌の働きとマメ科の庭木の特性について講習しました。
ここでは、マメ科のギンヨウアカシアやフジの花が咲かない場合、考えられる原因は何か?についても意見を出し合いました。
次は長野県からメールで来た質問「庭木の追肥について教えて欲しい」を題材に、庭木の肥料についての講習を行いました。有機肥料と化成肥料、成分表示の意味、三要素の主な肥効など肥料の基礎的な知識の確認ののち、寒肥と追肥について具体的な肥料名、施用方法について講習しました。
ここでは、古くから言われている話、例えば「松に日本酒を与えると元気になる」についてその真偽や考えられる肥効について意見を出し合いました。またHB-101は効くのか?メネデールはどんな時に有効か?などの実際的な疑問についても意見交換しました。
現場ではお客様から様々な質問を頂きます。できるだけ分かり易くお答えするには「なぜそうすると良いのか」という理屈を理解しておくことが重要です。現場で得た経験と勉学で得た知識の両方があってこそ的確で明瞭な回答ができるのです。この勉強会がその一助になればと思います。
文責:池上憲二
まず、トラブル回避についての話し合いを行いました。都内某支店で発生したお客様からのクレーム案件を題材として取り上げ、どうすればお客様からのクレームにならなかったのか、クレーム発生後の支店の対応は適切だったのか、
クレーム発生後の支店の対応は適切だったのか、今後同様なクレームが起きないようにするにはどのような点に気をつけるべきかについて意見を出し合いました。
次に実践知識の講習を行いました。今回はオリーブの育て方と剪定方法、洋ランの植替え方法、松くい虫の事例と見分け方について講習を行いました。現場で実際に発生する作業なので多くの質問が出されました。講習内容はフェイスブックで公開していく予定ですのでお楽しみに。
勉強会の後には社長をはじめとする
本社の方々も加わって懇談会を開催しました。
1月誕生日の方へのお祝いもあり、
和気あいあいとした楽しい時間を過ごしました。
文責:池上憲二
文責:池上憲二